20010318
お彼岸
賑わいといっても住んでる方にしてみれば、いささか迷惑な話で、道路は渋滞するし、人も多くて歩くのも一苦労といったところです。 お葬式やお墓参りが日常の中にある寺町の暮らしというのは、大げさにいえば死を見つめながら生きていくようなニュアンスがあるように思います。 だからといって何がどう違うとかよくわからないのですが、もしかしたら「結局は土に戻っちゃうのだから、そんなに無茶しなくてもねぇ」という感じの、この町の人たちの肩の力を抜いた生き方に影響しているのかな?などと考えたりします。
近所の和菓子屋さんには【おはぎ】がここぞとばかりぎっしりと並んでいます。春のお彼岸だから本当は牡丹餅なんだよね〜などと店主は言いますが、店の前の張り紙はやっぱり...
カラスが増えるので、お墓にはお供え物ができません。そうなるとおはぎも売れなくて、そのうち作らなくなってしまうのかな?まさかね、ちなみにここの和菓子は甘さも抑えめでとてもおいしいです。 |
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子供の時は、なんでお墓参りなんかするのかな〜なんて思っていましたが、今は少しだけそんな気持ちもわかります。
お彼岸が終わると、すぐにお花見です。気になる桜のつぼみは、ようやく顔を出したところ。 つぼみの続きはこちらでご覧ください。 恒例の江戸指物展も開催中です。 |
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