Seasonal Scenes

20010826

諏方神社大災

今年も8月25・26日にわたって諏方神社大祭(今年は影祭)が行われました。上の写真は私が住んでいる茶屋町付近4町会の御神輿が集合したところです。

諏方神社の創建は元久2年(1205)豊嶋左衛門尉経泰が信濃国の諏訪社を勧請(かんじょう)したと伝えられ、電線や高い建物が出来る前までは、2階建てぐらいの高さの山車が出るので有名だった氏子祭りは、今でもその伝統をしっかり後継しています。

しかし、最近妙な話が聞こえてきます、日暮里の総鎮守である諏方神社を建て替えるというのです。それも氏子には一切断りもなく、なのです。

神社の境内にはさりげなくこんな看板が出来ています。境内に墓地を作る?と書いてあります。それにセレモニーホールも作るらしいのです??

諏方神社の境内は木々もよく茂り、見晴らしもよくて、一度訪れた方は良く分かると思いますが、鎮守感があるというか、ほっと落ち着くいい空間なのですが、そこを墓地にする?

なんだか良くわからない話です。

なんか変?ということと、神社がおかしくなっている!という危機感から【諏方神社を考える会(仮称)】が設立されました。このサイトには色々詳しい情報が掲載されているのですが、要所要所が不透明で良くわかりません。勝手な想像も交えて整理してみました。
昭和46年4月  先代の宮司さん(日暮 萬男)が、神社の裏の敷地を「旭紙工運輸」という会社に駐車場として借地します。
※噂によると先代の宮司さんはカラオケ好きが高じて、自分のCDを作っちゃったりする浪費家だったそうです。
日付不明  先代宮司さんと旭紙工運輸との共同事業として駐車場にマンションを作る契約をしたようです。先代宮司さんは礼金として3,000万円を受け取りましたが、後になってマンション事業に反対し、計画はお流れに....3,000万円を返したかどうか、私は分かりませんが、返さなかったんでしょうね....
 この時に事業の負債者として[ヤジマ商事]という会社が出てきます。
日付不明  借地権の期限が来たところで裁判になります。「旭紙工運輸は先代宮司さんに借地権を返さなくても良し」という判決が出たようです。多分3,000万も貰ったのだから、土地と交換しなさい!ってことなのかな〜と思いますが...
平成12年11月  神社の役員会にて、「旭紙工運輸」と「ヤジマ商事」の借地権を「田村組」が一纏めすることを認める。この取りまとめを仕切ったのが[田村組社長代理・中島克治]という人のようです。
 この[中島克治]さん、実は2代目大ノ海です!今は引退していますが、先日もちょっと新聞を賑わしていました。
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※役員会に出席した人からの話によるとずいぶん乱暴な人で、今の宮司さんをバカだちょんだと声高にののしり、力づくで進めてしまう人だそうです。
平成12年12月 責任役員(鈴木寛治)より神社の「復興事業推進案」が提案され、総代合同会議に於いて承認される。{新規事業内容} 神社・社務所の建て替え及び霊園事業

これも良くわからないのですが、神社が抱えている借金を(これは先代宮司さん個人の借金だったはずですが...)精算する為の事業なのだそうです??ん〜わからない・・・

平成13年4月 役員会にて「覚書」取り交わしが行われる。
統括責任者として「中島克治氏に権限を一任する」ことが承認される。工事請け負い業者として「アイサワ興行」が田村組より紹介セレモニーホール建築計画が提案

ここで不思議なのは、宗教法人である前に、氏子のものである神社の事業の責任者が個人に一任されるということです。なぜ元お相撲さんが??ますますわかりません。

平成13年7月 「田村組」が事業から撤退、同時に「アイザワ興行」も撤退を表明。

2代目大ノ海は田村組の社長代理として出席していたので、田村組が撤退したら一緒に撤退か?と思いきや、何故か統括責任者の立場を主張して、事業推進に居座ってしまいました....おやおや?

平成13年8月29日 先日、お祭りの後に[総代合同会議 推進事業の中間報告]という会議が神社社務所で行われたようです。(この席には2代目大ノ海は出席していなかったようですが)計画の白紙撤回を決定したようです。この後、白紙撤回を受けて、2代目大ノ海がどう動くか???要注目です!

でも、借金はどうなるのでしょう? (氏子で払え!っていわれても払わないですけどね)

噂によると(あくまでも噂です)2代目大ノ海さん、コワイ系の人のようです....でも神社にまで手を伸ばさなくても良いのにな〜力士と言えば昔は[力人:ちからびと]として崇められていたものですが、役人も警官も裁判官もお相撲さんも・・・・ボロボロですね。みんながみんなというわけではないのでしょうけどね・・・。

以上、この経過報告は関係者への聞き取りにより情報収集したものであり、事実関係と著しく反する点もあるかとは思いますが ご了承いただきたく存じ上げます。(本事業の計画及び経過等について、これまで公開されていません)

 町内の八百屋さんのご主人手製の子供御輿。子供の頃、お祭りと言えば[どこからともなく出てきて、すっといなくなってしまうもの]だったのですが、大人になると、朝早くおきて御輿を出したりテントを張ったり、金魚すくいやヨーヨー釣りも準備して、焼鳥や焼きそばも焼いたり、それで御神輿担いで、次の日はまた早起きして全部片づけて....重労働です。

 それでも続けているのは、コミュニティーと子供のためです。そんなお祭りの拠り所である[諏方神社]大切にしていかなければいけませんね。


endou@yanaka.com