Seasonal Scenes

19970728

 
梅雨が明けたなぁと思ったら、もう台風です。ベタッとした蒸し暑さで、気分はダレっぱなし。こんな日は、扇風機の風をやや遠くからあびながら、ビールを飲んでダレ気分を流してしまいましょう。(飲む量によっては、さらにダレ具合が増すかも・・・) ビールをおいしく飲むには幾つかの工夫があるらしく、
  1. 飲む前にのどが渇いている方がよい。
  2. ビールはフィールドマーチャンダイザーの女性がチェックしている新鮮なもの。
  3. ビールの泡と液体は3:7で、しかもその泡は細かいこと。
    etc.....

  1. はせっせと働いたりスポーツしたりして汗を流した後、グッと水をこらえればOK。
  2. はCFによると大方メジャーなビールはこの条件をクリアしていると言っているから、これもOK。
  3. が問題です。これは「注ぎ方」と「グラス」つまり自分の問題ですから。
最近、鈴木京香が「なんでこの人達マイグラス持ってるの?」と言っているビールのCFをよく見かけますが、「持って歩きたくなるよーなビールグラス」ってあるんですよね。

それが、酒飲みの陶芸家が創り続けている素焼きのグラスです。

素焼きだから、泡の立ちが本当に細かくなります。しかも唇に吸い付くような密着感もあります。まずそれだけでもちょっとした感動なのですが、さらに泡がつぶれずにきれいに立つように底をまあるくしてあったり、ふっくらした泡立ちを実現するために、飲み口のふちに溝を付けて泡ストッパーをつくるなど、ビールの泡のよーな細かい配慮がなされています。


HAPPY BEERになるこの私のグラスは、好評につき只今レンタル中。この究極のビールグラス(サライみたい...)の欠点は泡と液体が3:7になっているかどうかが残念ながら確かめられないことぐらいでしょうか。


WEBMASTERとしては「さかな」にもこだわりたい!ということで、やなか.com流ビールセットをご紹介します。

「枝豆」 こだわりのポイントは「枝付き」であること、身の張りが違います。できれば湯で加減とふりかけるお塩にもこだわりたいものです。枝豆にはお酒を分解する成分がたくさん入っているので悪酔いも防止します。
「冷や奴」 写真にはありませんが「冷や奴」も定番ですね、できれば「おぼろ豆腐」にミョウガの芽と谷中生姜の千切りをのせて、ツルッ・シャキっといきたいものです。
「焼き鳥」 おばあちゃんが焼いている玉子入り、50年越しのタレが効いています。レバー焼きも食べれば夏ばて防止になりますね。
「谷中生姜」 谷中産でもないのに「谷中生姜」とは???難しいことは気にせずに焼き鳥の合間にガリッと!
「茶巾寿司」 最後におなかに幸せな満腹感をもたらすのが、しっとり玉子に包まれた茶巾寿司。中身の具にも気を使ったものが良いですね。ちなみにこの茶巾は中に栗とレンコンが入っています、あっさりとした甘みとレンコンの歯ごたえが小気味良いです。

これらはすべて谷中銀座で揃えます。でも、「谷中生姜」はどこのでも同じ味かもしれません....昔は日暮里の駅の東側の低地で作っていたらしいのですが、その当時でも「種」は埼玉の物だったようです。大きく育てないで小粒をかりっと!この工夫が「谷中生姜」なのでしょう。
実は今でも「谷中生姜」の昔の種を育てている人が一人います。そのうちご紹介しますのでお楽しみに・・・