奥澤 靜代さん 個展

アートミュージアム銀座 1998年 10月26日(月)〜11月1日(日)
やなか.chic以前紹介した、静代さんの個展をたずねました。

事前の取材では、未完の作品を数点みただけだったので、作品の雰囲気を感じるよりも、静代さんその人に惹かれたのでした。

しかし、ギャラリーを訪ねてびっくり!スーっと扉を開けた瞬間感じた、開放感溢れるムードと個性。静代さんが話していた以上の素敵な個展です。絵の大小、テーマに関わらず、何か肌に伝わってくる力強さと素直さ。「私をみて」というよな、ありがちのヒネクレタ絵ではない、直球ストレート。

「なんのしがらみもないから、自分の好きなように」と話されていたままに、なんとも胸の透くような、さわやかな個展でした。

私の熱弁にだまされて附いてきた友人「博士どん」も、「力強いくて、熱い感じ、自由な雰囲気」と気に入ったようです。

会場はchic第1号の花木屋のひろみさんが、花でプロデュース。とても広い空間をこなす技量はさすが。(ほんと、この辺の人たちは日常の感覚でものづくりをしてしまう才能があって、うらやましい限りです。)

静代さん、お疲れ様でした。半世紀を記念した個展成功ですね。観にきた多くのお客様もさぞ満足したことでしょう。これからの展開がまたまた楽しみです。

右上からひとつ下にある秋桜、私が買いました。この絵は秋桜の美しさと力強さの両方が白をバックに
描かれていて大好きです。80号の大作です。是非ギャラリー“やなか.com”までお茶しにおこしやす。

今度お茶会して、その時お披露目しちゃおうかなあ。

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